2022―これから10年、活躍できる人の条件

ちょっと前の本ですが、著者の予想した感じに今現在がなっているかと思って読んでみました。
iPhoneの進化と販売状況に関しては、2013年11月現在で結構当たっていてびっくりしました。
これからおこる変化を歴史や著者の得意とする成長サイクルにあてはめて予想されています。
本書を読んでみて、シナリオとしてはかなりありえるなぁと思いました。
自分が今独立して仕事をしているからかも知れないですが、会社の形態は今とは全然違うものになるのでは?と以前から思っていので、そういう意味では自分がやっていることがあながち間違っていないと勇気づけられた面もありました。
人が成長する前に会社がなくなってしまう時代に入ってきているのも、最近のネット系企業の興隆をみていると納得できます。
そもそも会社で何かするというのが割に合わなくなってきていますよね。
新卒をがんばって育てても、使えるようになる頃には辞めてしまうし、会社を伸ばそうと思って頑張って働いてもらうとブラック企業と言われ叩かれる。これだと会社作って大きくしようと思う人が減ってくるように思います。
アイデアなり、思いなりある人は、プロジェクト組んで事業を成長させ、ある程度成長したところで事業そのものを売ってしまうようなモデルが成功モデルになってきているのかなぁと思います。
大局的にこれからを考えるのにいいきっかけとなる本でした。