「頭がよくなる照明術」を読みました

4.0

普段何気なく使っている照明ですが、かなりの長時間を照明と共に過ごしています。

もしかすると照明は色々と体や精神に影響を与えているのでは?との思いから、本書「頭がよくなる照明術」を読んでみました。

結論から言うと、読んでめちゃくちゃ良かったです。さっそく家の照明を変えました。

で、本書の内容で気を付けたい点をいくつか紹介します。

その日の体調を決めるのは「朝日」

めちゃくちゃ寝たつもりが寝すぎてよけい疲れた記憶があるのですが、本書によると人間の体内時計と実際の24時間という1日の単位のギャップを埋めるのは、「朝日」のようです。その朝日を視覚的にキャッチすることでズレを解消しているようです。

15時までの15分くらいの昼寝で眠気予防

15分の睡眠後も陽の光で眠気を覚ますのがいいようです。15分以上の昼寝は、眠りの周期からいって、よくないようです。

残業では、記憶系の作業を行う

記憶しておきたいものは、睡眠時間に近い夜がてきしているようです。人間の脳は睡眠時間中に、長期記憶を脳に働きかけるのがその理由のようです。夜にクリエティブな作業をしたいなら、明るいオレンジの電球色がいいようです。

良質な睡眠を保つのに大事なこと

  • 起床時刻を一定に保つ
  • 運動を定期的に行う
  • バスタイムにぬるめのお湯で体の芯から温め、疲れをおとす
  • 1日三食、規則正しく食事をとる
  • 寝る4時間前にお茶やコーヒーなどの刺激物は飲まない
  • タバコも寝る1時間前はさける
  • 可能なら、午後1時~15時の間に20分程度の昼寝をする

時差ボケも光で解消できる

出発3日前からの時差ボケ対策で快適に過ごせるようで、実際よく行くハワイの時差ボケ対策も紹介されていました。

日本からハワイ(アメリカ)への東回り
時計が先に進みます。移動後、例えばハワイは夜中の0時でも、日本の時間帯では夕方。この時間に眠り、早朝に起きる必要があります。体内時計を進めるために眠くても早起きをして、できれば朝日を15分以上意識で気に浴びます。夜は体内時計を遅らせないようにするため、夜更かしをして強い照明を当たる状態はさけます。そのためには、早寝をもこころがけます。

旅行に出発する際は、三日前から1日1時間ずつ早く就寝することを三日間実行する。体内時計を三日間で3時間早めると、旅行先での睡眠不足による体の負担を軽くできるようです。

モテ明かり

下からの光を意識してよういする。あと、自分の背中に光が当たるようにすることで後光がさしているように見えるので、プレゼンや初対面での交渉事に使えそうです。
フムフム唸りながら読んで、すぐに実践したくなった本でした。

とりあえず、自宅の照明の明るさが足りてなかった気がしたので、ダイニングのLEDを1520ルーメンの明るさのものに変えてみました。同じ料理でも明るくなったことで、見栄えが全然変わりました。

視覚から入る情報が味覚にも影響をあたえるということを身を持って感じました。今回購入したのは、パナソニックの電球100W形相当のLDA14LGK100WというLED電球です。付けてみるまで色みが気になりましたが、実際付けてみると自然な電球色でいい感じです。

それから、書斎の電球もLEDの電球色に変えたことで、少しクリエティブな気分で作業ができている?ようになっています。以前はハロゲン球を使っていたので、熱さと電力を気にしなくてよくなったのことも大きいように思います。


アマゾンで600円くらいでした。


古いハロゲン球とLED電球。LEDに変えたほうが光に広がりがあって、明るくなった気がします。


照明への投資は、過ごす時間を考えると、非常に費用対効果が高いと思うので、一度ゆっくり考えてみるといいですよ。