こういう仕組み化的な本は結構好きで、ついつい読んでしまいます。
今回読んだ「無印良品は、仕組みが9割 仕事はシンプルにやりなさい」は仕組み化だけでなく、
マネージャーがやってしまいがちなミスなども書かれていて、だめなパターンをそのままやっていた以前の自分に読ませたくなりました。
誰でもそうですが、自分の評価を上げたくて自分の仕事のやり方を編み出します。
そして、その方法をどんどん突き詰めていくと完全に自分にしかできない仕事のやり方ができあがります。
仕事のブラックボックス化です。
でも、結局これだとマネージャーとしては、いつまでもプレーヤーの仕事しかできないので、マネージャーとしてはいっこうに成果はあがりません。
挙句には部下が育たないと言い出す始末です。自分がそうでした。
でも、仕事は結局誰でもできるものにしておかないと、いつまでたっても自分はそのレベルの仕事しかできない人間になってしまいます。
いかに誰でも同じように高いパフォーマンスを発揮できるよう持っていくかマネージャーに求められているということに自分は今になって気づいた感じです。
早く読みたかったなぁと思っていたところ、最終章「最終章の自分の仕事を仕組み化する力をつくろう」は今の自分でも使えそうな内容だったので、早速実践してみたいと思います。
自分の仕事をテンプレート化することで、仕事の無駄なども見えてくるので、定期的にアップデートしながら作って行くべきと著者はいってます。
テンプレート関連では、以前読んだアウンコンサルティング社長の「テンプレート仕事術―日常業務の75%を自動化する」もおすすめですよ。