早く読んでおけばよかったなぁと思う本に年に何冊か出会います。
今回読んだ『100円ノート「超」メモ術』はまさにそんな本です。
100円ノート「超」メモ術
今まで手帳術だの、メモ術だの散々読んできました。さらに、パソコンとの連携をさせたりとかほんと色々試して来たんですが、どれもなんかややこしくて長続きしませんでした。
この『100円ノート「超」メモ術』はすごいシンプルなルールなんですが、その使い勝手の良さは今まで試したやり方の中で今のところ1番です。
ちなみにPCとはペーパーコンピューターの略です。
なんだかんだでアイデアを出す時は紙の上でしかでてこない自分にはこのメモ術は最強です。著者がパソコンの限界と読んでいるように人間の脳のほうがそれはそれは高度な処理ができます。
ただ、その高度な処理を脳みそにさせるには、できるだけ頭のなかを軽くしておく必要があります。著者はそのためにどうメモを取っていけばいいのかに絞って、このメモ術を開発されたので、ものすごくよくできた仕組みです。
他の1冊のノートにまとめなさい系の本とはレベルの差がありすぎます。それくらいインパクトがありました。
検索性をあげて、ノートは1冊にまとめる
仕事やプライベートでノートを分けている人も多いと思いますが、本書「100円ノート超メモ術」では、すべて1冊のノートに書くことを勧めています。
ここまではよく言われていることですが、本書ではその検索性の上げ方も書かれています。
具体的には、最終ページにインデックスをつくり、そのインデックスを各ページにつけるというものです。
例えば、1行目を仕事としたら、仕事のノートを取った際にページの左側の1行目を黒く塗ります。
そうすることで、後で仕事のページだけ振り返りたいときには1行目が黒いページだけ開けば良いのです。
この検索性をもたせることが、このノート術の醍醐味です。
自分はこの方法を知ってから、ノート1冊だけに集中することができています。
なぜか著者はタクシードライバーもやっていて、パソコンが買えなくて、このペーパーコンピューターに行き着いたという嘘か真かわからん話もあって、その辺りも好感が持てます。
この本読んでから、どこ行くにもノートがポケットに入ってます。
世界最軽量で最高スペックのPCだと思いますよ。
ちなみにノートはAPICAがおしゃれでやすかったので、それにしました。