「フォントのふしぎ」を読みました【書評】

3.0

最近なかなかいいペースで本を読めているなぁとちょっと自分を褒めています。

今回読んだのは小林章さんの「フォントのふしぎ」という本です。なぜ高級ブランドのロゴは高そうに見えるのか?というサブタイトルに惹かれて手にとってみました。

結構目から鱗的な内容が多く、納得しながら読み進めることができました。身近にある文字をあまり意識したことなかったですが、ウェブサイトを作っていたり、ちょっとお客さん向けのプレゼン資料を作っていたりするときにどういうフォントを使うのがいいのかなぁと悩むことがあったので、ちょうどいい機会だと思って読んでみました。

細かいフォント内容は本書を読んでいただくとすっと入ってきますので、置いておきますが、著者が最初に「フォントって見た目で選んでだいたいOK」って書いてあったのがすごく納得できました。

ファッションと一緒でいろいろなフォントが場面に応じて使われているのを漠然とでもいいから気にするだけで自分のフォント感がついてくる気がしました。

そのフォント感を養っていけばだいたい見た目でいいフォントが選べる気がしています。

日本語のフォントにも少しだけも触れていただけたらうれしかったのですが、それは著書が欧文書体の専門家なので仕方ないですね。