年収10倍アップはなかなか難しいですが、自分より10倍以上稼ぐ人がどのように仕事に取り組んでいるのか気になり、「年収10倍アップの時間術」という本を読みました。
著者の永田美保子さんは外資系企業でのエグゼクティブ担当秘書として長年活躍され、秘書としてエグゼクティブと接する中で彼らに共通する点があることに気づき本書をだされたようです。
時間あたりの生産性を最大化
エグゼクティブといえども、自分たちの10倍の時間働らくことは不可能なので、10倍効率を上げる努力をしているようです。
まず、無駄を排除し、自分しかできない仕事に徹底しています。
最近良く言われる生産性という点で非常に高いパフォーマンスをあげています。そうでなければすぐにクビになってしまうでしょうし。
それだけ時間あたりの仕事効率を最大限に高めながら、長時間働き続けられる集中力は本当に尊敬します。
彼らエグゼクティブにとって、長時間働けるだけの精神力もさることながら、体もタフでなければいけません。
そういう点で、ジムに行って体を鍛えるのも仕事の一部という考え方は納得がいきます。
決断が早い
決断の早さもエグゼクティブにとっては、必要なスキルなようです。
会議は15分単位で組むというのも、決断力がなければとうていできません。
15分単位の会議だから、会議を設定した相手も事前にエグゼクティブが決断できるだけの資料を用意しておいてから会議に臨んでいるというのも効率的ですね。
食事の誘いはその場で日時まで決める
さらに、「食事の誘いはその場で日時まで決める」というのもエグゼクティブに共通する点のようです。
これは自分もよくやるのですが、「また飲みに行きましょう」といって、そのままになっていることがあります。
行かないのだったら、そういった言葉を軽々しく言わないように気をつけ、行くつもりがあるなら、その場で日時まで決めるようにしようと思います。
エグゼクティブは朝型が多いなどのよく聞く話もありましたが、自分の時間あたりの生産性を最大限にするために気づきを与えてくれる内容でした。
年収10倍アップとは行かないまでも、2,3倍アップのためにもできることは今日からやっていこうと思います。