「年収200万円からの貯金生活宣言」経営者こそ家計簿をつけるべき理由

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今月はものすごいペースで本を読んでいます。読みやすい本ばかりを読んでいるからかもしれませんが、良いペースです。

年収200万円からの貯金生活宣言
今回読んだのは、家計再生コンサルタントの横山光昭さんの「年収200万円からの貯金生活宣言」という本です。

少しでもお金と仲良くなりたいと思い、読んでみました。

家計再生のプロが書いた本だけあって、自分にもできそうな貯金の方法が書かれています。読み進めるうちに、これは自営業者が自社の会計にも使えるのではと思いました。

収入を増やすには?

収入を増やすには、

  1. 収入を増やす
  2. 支出を減らす
  3. 収入を増やして、支出をへらす

この3つしかありません。会社も同じですね。利益をあげようと思うと、この3つの方法しかありません。

売上を倍にするより、支出を半分に減らすほうが簡単です。

お金の使い方を分類する

そして、お金の使い方を「消費」、「浪費」、「投資」の3つに分類します。

「消費」は、生活するのに必要な支出です。会社だとオフィスの賃料などが消費になります。

「浪費」は、なくてもよいお金の使いた、いわゆる無駄遣いですね。

「投資」は今すぐ必要なものではないですが、将来の自分にとって有効につながる生産性の高いお金の使い方です。会社だと「投資」がないと、事業はいずれジリ貧になってしまいます。

まずは、「浪費」を減らす、そして、必要以上にかたよった「消費」の一部を減らすように工夫しないといけない。

その反面、「投資」の割合は家計と違って、会社は投資を増やすようにすべきです。

「消費」、「浪費」、「投資」の理想の目安

「消費」、「浪費」、「投資」の目安は、70%、5%、25%と本書では言われています。

会社だと、「投資」の割合をもう少し増やしても良いですね。

誰でも貯められる横山式90日間貯金プログラム

本書では、お金を貯めるために、「誰でも貯められる横山式90日間貯金プログラム」が紹介されています。

この90日プログラムを家計だけでなく、自分の事業でもやってみようと思っています。

昔、勤めていた頃に、「社長は自分で家計簿つけたことないから、あんな無駄なお金使い方するんだ」と自分が言っていたのですが、実際自分が事業を運営するようになると結構などんぶり勘定でやっていることに驚きます。

ちょうど年度の変わり目ですので、新年度に向けてお金についても一からスタートを切りたいと思います。

もちろん経営者でなくても、家計をなんとかしたいと思っている人にもおすすめの本です。

今まであまり貯金は続かなかったですが、この90日間プログラムはなんだかやれそうな気がします。

また、ブログで報告しますね。