自分は時間術に関する本はこれまで数多く読んできました。
朝の仕事効率の良さも理解しており、なるべく午前中に仕事を終わらせるようにしています。
それでも時間術に関する本を見つけると定期的に読んています。
本書「朝30分で片付ける仕事術」を読んでみて、朝時間の使い方を再認識したのですが、「仕事の順番」に関する箇所が自分には刺さりました。
仕事の順番
仕事を分類すると、誰かとからむ仕事と1人で完結できる仕事があります。
誰かと絡む仕事、すなわち他人に依存する仕事の場合、順番を間違えると自分が動けない待ち時間が多くなってしまいます。
そのため、著者は仕事の順番をルール化することでその待ち時間を減らすことができるといいます。
1.相手への依頼は最優先する
一番優先度の高い仕事は、相手の仕事の成果が必要な場合です。まずは相手に依頼しないことには何も進みません。
仕事の目的や求めている成果、納期を明確に伝えます。
自分のところで仕事を貯めないようにすることが大事です。
自分はよくやりがちなのですが、依頼書の作り込みに時間をかけすぎて、依頼を後回しにするのは最悪ですね。
相手が待っている仕事が2番目
納品物のチェックなど、早くすればするほど、相手の待ち時間を減らすことができ、最終納期も早くすることができます。
原稿のチェックなど、ついつい後回しにしがちですが、相手の時間効率のことも考えると優先度を上げていくべきですね。
自分だけでできる仕事は最後にする
自分だけで完結する仕事は、締切までにすれば良いので、最後でよかったんですね。
仕事のやった感を得られるのが自分だけで完結する仕事なので、ついついこちらからやってしまうのは良くないですね。
本書を読んで、まずは自分が止めてしまっている仕事を洗い出して、仕事の順番を再確認しようと思いました。
朝の時間術からもう一歩進んだ仕事の取り組み方を模索している方におすすめの一冊です。