スマホを持って外に出よう!スマホ人生戦略【書評】

4.0

自分が子供の頃は場所に縛られずに生活できるのは小説家やライターや富裕層などの限られた人たちだけでした。

それが今では、新型コロナの影響もあり、誰でも自宅や自分の好きな場所で仕事ができるようになりつつあります。

誰でも場所にとらわれずに仕事ができる時代がくるなんて自分の子供の頃には想像できませんでした。

本書でも、好きなときに好きな仲間たちと好きなように過ごすことは、かつては富裕層にしかできなかった贅沢な生活と著者は言っています。

場所にとらわれずに仕事をするためのヒントを得るために読んだのが、堀江貴文氏の「スマホ人生戦略」です。

スマホ人生戦略 お金・教養・フォロワー35の行動スキル

スマホ人生戦略の画像

机に向かって、背中を丸めて、黙々とパソコンに向かっていれば価値を生み出せる時代は終わった。外に出よう。

本書で堀江氏はパソコンでしかできない作業を減らし、スマホを持って外に出ようと促している。

この意味がなかなか理解できなかったですが、ようやく理解できるようになってきました。

事務所に行って仕事している、または仕事をしたふりをしていて給料がもらえる時代は終わりました。

テレワークだとどんな形で仕事をしていようと求められるのは結果だけです。

ジムでバイクをごきながらでも仕事ができる時代に我々は生きています。

それは堀江氏だからできると思考停止する人が多いと思いますが、自分はそうはなりたくない。

今、パソコンでしかできないと思っている作業をスマホでこなすことができないかと色々試行錯誤しています。

ずっと避けてきたフリック入力をマスターしたり、音声入力などを使ってメールの返信なども机に向かわずにこなせるようにしています。

スマホは外に出て動きながら使うことでより真価を発揮する。

ビジネスで最も求められているのはノリの良い人材で、様々な場所に出かけていると大きなチャンスに出会えるとも書かれています。

当然ながら本書にはスマホの使い方は一切書かれていませんし、堀江氏のスマホの使い方は自分たちと対して変わらないと思います。

我々と違うのは、スマホを使い倒していることだと言えます。

そして、時間効率を高めるためにスキマ時間をとことん最適化しているようです。

彼が行っているのは、スマホを武器にどんどん外にでかけていって、そこで得たものを発信し続けることです。

遊びを楽しんでいる「個」を発信していくことが仕事になる時代って素晴らしいですね。

自分も机に向かう時間をできるだけ減らしていけるようにしたいと思います。