生涯現役で働くためにも起業しよう

4.0

今回の朝ドラ「半分、青い」は東京編で一度つまらなくなったが、すずめが離婚後岐阜に戻ってからはまた面白くなって毎朝欠かさず見ています。

先日の放送では、シェアオフィスを訪れた律に小西真奈美扮するグリーンを愛する加藤恵子がこう言います。

「萩尾くんも起業すればいいじゃない?」

それで全員が頷くシーンがありました。

自分が起業しているからではないですが、自分も同じように頷いていました。

起業というとめちゃくちゃリスクが高いように思いますが、サラリーマンだってこの先どうなるかわかりません。

人不足と言われていますが、それは若い世代であって、40代も過ぎて、出世の目がなくなった人にとっては会社に居続けることのほうがハイリスクローリターンに思えてならないです。

中年起業という提案

会社をつくれば自由になれる
そんな時に読んだのが、「会社をつくれば自由になれる 中年起業という提案 (しごとのわ)」という本です。

サブタイトルには、「42歳〜54歳の皆さんいよいよ本番です!」とあります。

40代から50代前半って、働きだして、ちょうど折り返し地点にあたります。

人生100年時代と言われている中で、今までと同じ年数もしくは、それ以上の期間働くことになります。

役職定年を考えると、50代前半にはもう出世の目もなくなり、あとは会社にしがみつくだけというのはあまりにももったいない。

それに定年まで会社にいられたとしてもその後の仕事は限られています。そう考えるとまだまだ油の乗っている40代から50代前半に起業しましょうというのが本書の提案です。

ただ、20代や30代の若者と違って中年起業が目指すのは、規模の拡大よりも自由を手に入れるための起業になります。

本書でも以下のように書かれています。

中年起業に必要なのは、「安全な起業」であり、かつ持続可能性が極めて高く、死ぬまで楽しく働けるということが肝要である

そんな中年起業の心得などが事細かく紹介されています。

この本を読んでいたからか、律の起業には大賛成だったりします。律も40歳に差し掛かっていますしね。

そんな律が会社の窓が開かないので、息が詰まる。だから窓が開くシェアオフィスに惹かれ、起業を考える。それくらい気楽に起業を考える時代ですね。

ちなみに自分のオフィスは窓開け放題です。

42歳〜54歳の皆さんいよいよ本番です!