リブセンスを25歳で上場させた村上太一氏の仕事術

3.0

リブセンスを読みました。1時間半ほどで読了。

普通の20代が東証一部上場企業までの会社を作り上げたことに非常に興味があったので、「リブセンス〈生きる意味〉」を読んで見ました。

リブセンス〈生きる意味〉

内容は本書に譲るとして、成功要因はぶれない強さと徹底的な仕組み化があったのではないかと思う。

成功するベンチャーにありがちなぐいぐい引っ張る経営者でないことが本書からも良くわかる。自分は、そこにリブセンスの強さがあるのではないかと思う。

強い経営者に引っ張られている会社はその経営者が舵取りを間違うと一気に悪い方向に向かうが、リブセンスからそれが感じられない。

こういう会社が今後も伸びて行くのではないかと思う。強い経営理念に引っ張られ、確固たるビジネスモデルの会社は強い。その代表がリクルートだと思う。

リクルートとは前職でつきあいがあったが、あまり個人名を聞くことがなく、担当者はしょっちゅう変わった。担当者が変わっても商品のクオリティコントロールが行き届いているので、特に不満はない。

営業マンとしては、いささか残念ではあるが、企業としては非常に強い。

土台となるビジネスモデルとそれを愚直に実行できる仕組が確立されている会社が長期的に伸びていく会社なのかなぁと本書を読んで思いました。