「松浦弥太郎の仕事術」を読みました。何かの本で、著者の松浦弥太郎さんを知り、興味が湧いて手にとった次第です。
仕事への取り組み姿勢
いわゆる仕事術本とは違って、著者の仕事に対する基本姿勢というか、仕事の哲学について書かれています。暮しの手帖の編集長だけあって、当たり前ですが文章が抜群にうまいです。こういう文章書けるようにいつかなりたいと思わせる文章です。
当たり前のことを当たり前にしているのですが、時々自分も忘れがちなので、自分への備忘録も兼ねて、少しだけ内容を復習しておきます。
1日1時間は思考する
1日1時間は「考える、勉強する時間」を確保する。わからないことを日々書き留め、ためてから勉強する。
本と自分の頭で徹底的に考える。情報カード1枚に1つずつ頭の中にある色々な考えを書きだします。
PCの電源を入れないで、徹底的に自分の頭で考える。それから必要な本を読み、自分の知らなかったことについて勉強すると使える自分の知識となります。
高城剛さんも同じようなことを常々言っていて、「検索が人をダメにしている」と彼は表現しています。検索で見つけたうすっぺらいネットの情報で知った気になっている限り本当の知識や教養は身につかないということのようです。
最近ながれで仕事をすることが多かったので、この徹底的に考えるって、意外に忘れがちですね。
頭に汗を書いた時の気持ちのいい疲労感を味わえるように、今日ももう少し考えます。